バラぴ〜エコ／ バラぴ〜データ  この曲は１オクターブ以上の距離を左手で往復する練習です。  まずは、ブツ切れで徐々に左手の手首の動かし方のコツをつかみます。 手が大きい人は10度の距離も普通に届くと思いますが、作曲者自身、手があまり大きくないので、このようなオクターブを超える距離を往復したりするには手首の柔軟性が不可欠となってきます。 オクターブのトレモロなどはベートーベンのソナタ悲愴第一楽章などでも登場しますしそのような左手の弾き方を多様する人はポップ系などのピアノでも多いと思いますが、 オクターブを超えた距離でトレモロもできると表現の幅がグンと広がりますし、慣れると左手の遠い距離の跳躍もあまり苦ではなくなってくるものです。  そしてここでは連続してオクターブを超える距離で左手の小指と親指を交互に手首の柔軟性を利用して移動します。 慣れていないと手が小さい場合は手を故障するかもしれないので無理は禁物です。  この曲中には他にも、オクターブずつ左手を５１５１５１と駆け上がる練習も一部登場します。 親指で叩いた音をすぐに直後に手のひらをたたみながら水平移動して小指でもう一度叩きオクターブずつ上に駆け上がります。 このテの左手の低音の跳躍は、TAKAYAのピアノアレンジものやピアノソロ曲の他の作品でも実はよく登場する形です。 バラぴ〜エコ／ バラぴ〜データ
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